選挙カーや街頭演説は、通りがかりの人に名前を知ってもらうための手段です。一方で、候補者の考えをじっくり聞いてもらえる場が個人演説会です。支援者が知り合いを誘って来てくれることも多く、「投票先を決めかねている人」に直接語りかけられる貴重な機会になります。
この記事では、選挙期間中に開く個人演説会について、会場の選び方、公営施設の申し込み、告知のしかた、当日の流れ、やってはいけないことまでを整理します。
※2026年10月時点の情報です。申出の方法や使える施設は選挙管理委員会によって異なります。立候補予定者説明会の資料で確認してください。
個人演説会の様子を、その日のうちにSNSへ
会場に来られなかった有権者にも届けるために、個人演説会の撮影・編集を当日中に納品します。公職選挙法に照らしてご支援します。ご相談は無料です。
無料で相談する お電話:03-6712-7626
個人演説会は、候補者が選挙期間中(告示日の届出後から投票日の前日まで)に、政策や考えを訴えるために開く演説会です。
| 個人演説会 | 街頭演説 | |
|---|---|---|
| 場所 | 屋内の会場(公営施設や民間の施設) | 屋外(駅前、街角など) |
| 時間 | 法律上の時間の制限はない(会場の利用時間に従う) | 午前8時から午後8時まで |
| 標旗 | 不要 | 必要 |
| 回数 | 制限なし | 制限なし |
| 候補者以外の弁士 | 演説できる | 候補者が演説することが前提 |
告示前に開く「後援会の集会」や「政策報告会」は政治活動で、個人演説会とは別のものです。告示前に投票を呼びかける集会は事前運動になるので注意しましょう。
| 法律で決められた公営施設 | 民間の施設 | |
|---|---|---|
| 申込み先 | 開催地の市町村選挙管理委員会に文書で申出 | 施設の所有者・管理者 |
| 期限 | 開催日の2日前まで(法定) | 契約による |
| 費用 | 同じ施設で1回は無料 | 原則有料(選挙運動費用) |
| 開催回数 | 演説会そのものに制限なし | 演説会そのものに制限なし |
学校、公民館、公会堂、市町村の選挙管理委員会が指定した施設は、個人演説会に使えます(公職選挙法第161条)。これらの施設は、候補者1人につき同じ施設で1回に限り無料で使えます(第164条)。ほかの公共施設がすべて無料になるわけではありません。
集会所、店舗、会社の会議室、支援者の自宅など、公営施設以外でも開けます。施設の所有者や管理者の承諾が必要です。ただし、駅の構内など一般の交通に使う施設や、病院などの療養施設では開けません。会場の使用料は選挙運動費用になります。
告示前に会場を予約したり、スタッフに予定を伝えたりする準備は問題ありません。ただし、有権者に向けて広く告知すると、事前運動にあたるおそれがあります。告知は告示日の届出後に始めるのが基本です。SNSでの告知の考え方は「公示・告示前にSNSで出陣式の案内を投稿するのは違法?」も参考になります。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 開始30分前 | 会場設営、受付、マイク・撮影位置の確認 |
| 開始 | 司会のあいさつ |
| 〜15分 | 応援弁士のあいさつ(後援会長、地域の方など) |
| 〜40分 | 候補者の演説(政策と、なぜ立候補したか) |
| 〜50分 | 締めのあいさつ、支援のお願い |
| 終了後 | 出口でのあいさつ。片付け |
1回30分〜1時間ほどが一般的です。選挙期間が7日間の市区議選では、夜に1日1〜2回開く陣営もあります。会場の中では拡声器(マイク)を使えます。会場の中では選挙運動用のポスターや看板などを掲示できますが、会場の外に候補者名入りの看板を出せるかは選挙の種類によって違います。県議選・市区町村議選では、国政選挙などで認められている会場前の看板の制度はそのまま使えないので、事前に選挙管理委員会に確認しましょう。
会場を選ぶときは、収容人数だけでなく、駅や駐車場からの行き方、車いすでの入場、受付の位置、マイク・照明・通信環境、撮影できる場所、避難経路も確認しておくと安心です。
個人演説会に来てくれるのは、多くても数十人から百人ほどです。演説の要点を短い動画にしてその日のうちにSNSで発信すれば、会場に来られなかった有権者にも届けられます。
選挙期間7日間の発信の組み立ては「選挙期間7日間のSNS投稿スケジュール」をご覧ください。
回数の制限はありません。公営施設の無料使用は同じ施設で1回までです。民間の施設は、所有者・管理者の承諾があれば何回でも開けます(使用料は選挙運動費用です)。駅の構内や病院など、開けない場所もあります。
候補者以外の人も個人演説会で演説できます。応援弁士の演説も、その候補者の選挙運動として行います。
お茶と、それに伴う程度のお菓子までにとどめましょう。
インターネットでの選挙運動として配信や録画ができます。施設の撮影・配信のルールを事前に確認し、来場者には撮影することを案内しましょう。投票日当日に新しく配信・投稿することはできません。
演説会の日程が決まる前でも、撮影体制や制作本数、費用についてご相談いただけます。
「当選・再選へGO!」を運営するハレフルは、選挙期間中の撮影・編集を、撮影したその日のうちに納品できる体制で支援しています。個人演説会の演説を短い動画にまとめ、会場に来られなかった有権者にも届くようお手伝いします。投稿の判断と公開は陣営で行い、公職選挙法に照らして判断に迷う点は選挙管理委員会にも確認しながら進めます。
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今から投票日までにやることを時期ごとにまとめた「2027年統一地方選挙 立候補準備の完全ガイド」もあわせてご覧ください。