告示日、立候補の届出を終えた陣営が一斉に貼り出すのが、公営掲示板の選挙ポスターです。選挙期間中に有権者の目に最も多く触れるのに、作るときに迷うことが多いのもポスターです。「大きさは?」「何を書かなきゃいけない?」「費用は公費で出る?」「いつまでに印刷すればいい?」
この記事では、公営掲示板に貼る選挙ポスター(選挙運動用ポスター)の作り方を、ルール・費用・スケジュール・デザインの4つに分けて整理します。貼り方については「選挙用公共掲示板のポスター張りは、みんなどうやっているのか?」で解説しています。
※2026年10月時点の情報です。公費負担の単価や手続きは自治体の条例によって異なります。立候補予定者説明会の資料で必ず確認してください。
選挙ポスターの撮影・デザイン・印刷、ご相談ください
公営掲示板用の選挙ポスターを、規格や表示事項、公費負担の手続きを踏まえて制作します。写真撮影からデザイン、印刷・納品までまとめてご相談いただけます。ご相談は無料です。
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| 政治活動用ポスター | 選挙ポスター(選挙運動用) | |
|---|---|---|
| 貼る時期 | 普段(任期満了による選挙では、候補者等の政治活動用ポスターは任期満了6か月前から制限) | 告示日(届出後)から投票日の前日まで(貼ったポスターは投票日も残せる) |
| 貼る場所 | 承諾を得た民家の塀など | 公営掲示板(ポスター掲示場) |
| 内容 | 政策・活動報告など(投票の呼びかけは不可) | 投票の呼びかけもできる |
| 費用 | 自己負担 | 条例があれば公費負担の対象 |
政治活動用ポスターの期限は「政治活動用ポスターは10月末から貼れない」をご覧ください。
公営掲示板に貼る選挙ポスターは、長さ42cm×幅40cm以内です。2025年の公職選挙法改正で規格が統一され、2026年1月1日以後に告示される選挙から、これまでの42cm×30cmから広がりました。あわせて、個人演説会の告知を入れた別規格のポスターは廃止されています。
A3サイズ(42cm×29.7cm)など、これまでの大きさのポスターも上限内なので使えます。過去の選挙のデータを流用する場合も、新しい規格を生かすかどうか、掲示場の区画とあわせて検討しましょう。
このうち、掲示場のポスターを使った営業宣伝には、100万円以下の罰金が定められています。
選挙管理委員会によっては、事前に内容を確認してくれるところもあります。デザインが固まったら、早めに相談しておくと安心です。
多くの自治体では、条例により、選挙ポスターの作成費を公費で負担する制度(選挙公営)があります。候補者が印刷会社と契約し、選挙が終わったあとに、自治体が印刷会社に直接支払う仕組みです。
選挙全体の費用は「市議・区議・町村議選の自己負担はいくら?」で試算しています。
2027年4月の統一地方選(後半戦)で、告示日が4月中旬の場合の目安です。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 2026年12月〜2027年1月 | 写真撮影(季節感の出ない服装で)。キャッチコピーの検討 |
| 2027年1〜2月 | デザイン案の作成と修正。印刷会社の選定、見積り |
| 2027年3月 | 立候補予定者説明会で公費負担の手続きを確認。印刷会社と契約、データ入稿 |
| 告示日の数日前 | 納品。掲示場の地図と貼る担当を決めておく |
| 告示日 | 届出後、掲示場の番号(届出順やくじで決まる)を確認して一斉に貼る |
統一地方選の時期は、印刷会社やデザイナーに依頼が集中します。年内に撮影を済ませておくと、その後の作業に余裕が生まれます。
AIで加工した写真を使う場合、2027年3月からはインターネットでの選挙運動に使う一定のAI画像に表示が必要になります。紙のポスターとは扱いが分かれますが、同じ写真をSNSでも使うなら、制作の段階で確認しておきましょう。
掲示場には1か所に1枚ずつ貼るので、基本は選挙区内のポスター掲示場の数です。貼り直しや破損に備えて予備を作ることもでき、公費負担の対象になる枚数は一般に掲示場の数の2倍までです(たとえば掲示場が300か所なら600枚まで)。掲示場の数は選挙管理委員会が公表します。
写真やデザインを流用すること自体は問題ありません。ただし、大きさ(選挙ポスターは42cm×40cm以内)や表示事項が違うので、選挙ポスター用に作り直す必要があります。
告示の3〜4か月前までに撮っておくと、デザインや印刷に余裕を持てます。同じ日に、SNS用の写真や動画も撮っておくと効率的です。
貼れません。選挙ポスターを掲示板に貼れるのは、立候補の届出が受理されたあとです。
「当選・再選へGO!」を運営するハレフルは、選挙ポスターや政治活動用ポスターの制作、SNS戦略、ショート動画の撮影・編集を支援しています。ポスター用の撮影と同じ日に、SNS用の写真・動画もまとめて撮影できるので、選挙期間中の発信の準備も一緒に進められます。規格や表示事項、公費負担の手続きを踏まえて制作し、判断に迷う点は選挙管理委員会にも確認しながら進めます。
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今から投票日までにやることを時期ごとにまとめた「2027年統一地方選挙 立候補準備の完全ガイド」もあわせてご覧ください。