統一地方選挙まで3ヶ月。このタイミングで、SNSの役割が変わります。
これまでの「認知を広げる・フォロワーを増やす」段階から、「支持形成を後押しする・投票につながる接点を増やす」段階へのシフトが必要です。3ヶ月前は、そのギアチェンジのタイミングです。
まだ本格的に動いていない方にとっては「今からでは遅い?」と感じるかもしれません。正直に言うと、理想より遅い。でも、3ヶ月あれば戦える土台を作ることはできます。ただし、今日から動くことが条件です。
この記事では、「3ヶ月前にやるべきこと」を具体的なチェックリスト形式でお伝えします。
□主力SNSアカウントで、週2本以上の投稿を継続できている
□フォロワー・登録者がゼロではない(何人かはついている)
□ホームページが存在し、政策・プロフィール・お問い合わせが揃っている
□動画の反応(再生数・いいね・コメント)が少しずつ出てきている
2つ以下しかチェックが入らない場合、SNSの土台がまだできていません。[6ヶ月前のチェックリスト記事]を先に読み、土台づくりから始めることをお勧めします。3つ以上チェックが入っている方はこのまま読み進めてください
3ヶ月前まで多くの候補者がやっていることは、活動報告・現地映像・自己紹介の繰り返しです。これは認知を広げるコンテンツとして機能していますが、「この人に任せたい」という支持を作るコンテンツではありません。
ここからは、コンテンツの比重を変える必要があります。
□「自分が当選したら何をするか」という政策・ビジョン動画を月4本以上作る(1テーマ1動画のシリーズ形式が効果的)
3ヶ月前から意識すべき重要な視点が、「支持者をいかにして拡散者にするか」です。
選挙では、SNS上の拡散だけでなく、信頼関係のある人からの紹介や共有が重要な役割を持ちます。人から人への推薦は、投票行動への強い動機になります。
□「これは地元の人に見せたい」と思わせる、地域性の強いコンテンツを意識的に増やす
告示日が近づいたときに「ホームページを作っている余裕がない」という候補者が毎回出てきます。3ヶ月前の今が、ホームページを仕上げるラストチャンスです。
□トップページに「候補者名・予定している選挙区・日程」が明確に表示されているか確認する3ヶ月前が外注・チーム化を決断するタイムリミットです。告示直前になってから「やっぱり外注したい」と動いても、制作体制を整える時間がありません。
□現在の動画制作に毎週何時間かかっているか把握する
チェックリストのやるべきことと同じくらい、「やってはいけないこと」が重要です。3ヶ月前の候補者が陥りがちな失敗パターンを整理します。
TikTokを突然始める。「TikTokが若者に効くらしい」という理由でこの時期に新プラットフォームを開設しても、3ヶ月でフォロワーを育てることは難しい。今は主力アカウントを深掘りする時期です。
毎日違うテーマで投稿する。「今日は子育て、明日は農業、明後日は交通」という支離滅裂な発信は、フォロワーに「この人は何をしたい人なのか」が伝わりません。テーマの一貫性こそが、候補者への信頼を作ります。
政策を全部詰め込む。1本の動画で「教育・福祉・インフラ・防災・観光・産業…」と全政策を語ろうとすると、何も記憶に残らない。「1動画1テーマ」の原則を守ることが、有権者の記憶への定着につながります。
フォロワー購入・インプレッション購入に手を出す。数字を上げる手段として存在しますが、実際の有権者との接点は一切増えません。アルゴリズムへの悪影響・アカウント停止リスクもあり、選挙前の3ヶ月でやるべき行動ではありません。
動画編集に5時間以上かける。完璧な動画1本より、見られる動画3本の方が選挙戦では価値が高い。この時期は「撮影・簡易編集・投稿」を素早く回すサイクルを優先してください。
3ヶ月という数字を見て焦る気持ちはわかります。でも、焦って新しいことを手当たり次第に始めることが最も悪い。
3ヶ月前にやるべきことは「新しいことを始める」ではなく「これまでやってきたことを深化させ、選挙に向けてギアを上げる」ことです。
チェックリストを見て「できていないことが多い」と感じた方は、まず「どれが最も重要か」を3つ選んで、そこから動いてください。全部を同時にやろうとすると、何もできなくなります。
「3ヶ月前から本格化するのは遅い」と思っていませんか。遅くはありません。ただ、一人でやろうとすると確実に間に合わない量があります。
ハレフルでは、政治家・候補者に特化したSNS支援・ショート動画制作・ホームページ制作を行っています。3ヶ月前から体制を整えて本番に臨みたい方のご相談をお待ちしています。